「中小企業の労働生産性」 

日本の中小企業の労働生産性が低いと言われています。アメリカの60%しかないそうです。労働生産性は一人当たりの付加価値ことです。しかし、付加価値の定義が難しいために私は一人当たり限界利益で労働生産性を表しています。
しかし、私の経験では中小企業でも一部の会社は労働生産性が高いです。ところが多くの中小企業の労働生産性は非常に低いですね。それでは何故、中小企業の労働生産性が低いのでしょうか?

色々な理由が考えられますが以下に私の結論を書きますね。

①変革をしない
中小企業は10年一日の如く、何も変革をせずに延々と同じことをやっているので、生産性が上がりません。近年のIT化にも遅れ、新商品開発も物真似しかせず、差別化もできていないので安売りをするしかありません。だから、付加価値が低いのは当たり前です。

②情報収集をしない
中小企業の経営者は日経新聞も読んでいません。読むとしたら、喫茶店で漫画を読むか週刊誌を読む程度。だから、新たなニーズの情報を得ることもできません。当然、セミナーに参加するなどもってのほかです。

③向上心が無い
自分を高める気などさらさらありません。ところが三流アホ経営者なのでアホ経営者同士の同業者との情報交換は欠かせません。アホとアホの情報交換なので無価値な情報に決まっています。

④社長の子供というだけで社長になった
多くの中小企業経営者は創業者ではなく2代目・3代目です。経営者としての能力があって経営者になったのではなく、単に社長の子供ということ以外に全く能力が無いアホが経営者になったので三流アホ経営者になるのは当たり前です。そして、周りも同じようなアホなので自分がアホであることに気づかないのです。

日本の中小企業の労働生産性を上げるためには世襲を止めることです。

今日の所感:自分の子供ということだけで後継者に選ぶことを止めましょう。

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