「強運読書5」

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回の書籍は社会保険労務士法人とうかいの久野社会保険労務士から紹介してもらった「時短の科学」日経BP 内藤耕著です。

往々にして、時短をするための課題は繁忙期の残業時間を削減することだと思いがちです。ところが違うのです。また、非製造業の生産性向上を製造業と同じように作業時間の短縮と思いがちです。ところがこれも違うのです。
少しさわりだけご紹介しますね。

非製造業の算式です。
労働時間 = 作業時間 + 手待ち時間 の算式の手待ち時間を削減することが生産性向上の肝なのです。
繰り返します。繁忙期の残業対策に焦点を合わせるのではなく暇なときの手待ち時間に焦点を合わせて、その手待ち時間を極力削減することが生産性向上に繋がります。

例えば、ラーメン屋さんがどんなに効率的にラーメンを作ってもその時間にお客様が来なければ生産性は全く上がりません。サービス業ではお客様が来た時にタイムリーにサービスを提供することが生産性向上に繋がります。

「目から鱗」の書籍です。サービス業の方には必読書です。
 
今日の所感: サービス業は手待ち時間を無くしましょう。

タイトルとURLをコピーしました